社会的共感の得られる運動を協働して取り組むために

中央労福協「全国研究集会」開催


(「労福協」 131号 2007年8月1日発行 より)


 07年度中央労福協「全国研究集会」は6月7日〜8日、新潟市「ホテル新潟」で開催、全国から258名が参加。
冒頭、笹森会長が「職域運動と地域運動をジョイントできるのは、労福協だけだ、くらしにかかわるサポートセンターの構築が重要な実践課題となる」挨拶。  
 今回の研究集会は四団体合意に基づく「勤労者の暮らしにかかわるサポート事業」への体制作りが進み、全国に波及させ、労福協が担う継続可能な勤労者へのセフティーネット機能の構築について確認することを第一の目的に開催されました。
基調講演では慶応大学樋口教授より「日本経済の現状把握と課題や問題点、格差社会・二極化の発生する要因を考察、地域再生のための労福協運動はどうあるべきか」について、また作家の石川英輔氏からは地球環境を守り、次世代に引き継ぐ努力が必要だと「循環型社会」であったといわれる「江戸時代のライフスタイル」を現代に活用できないか等について講演がありました。
 2日目のトークセクションでは「暮らし関わるサポート事業」について先進的取り組みをしている石川・愛知・山口の各県より報告をうけ、研究集会を終わりました。

「私 は 地 球」
 私はいま叫んでいるのです。
広いこの宇宙のなかで。生命を育むことができるのは私一人しかいない。知ってかしらずか人類は、あたかも自分が主人公であるかのように、傍若無人に振舞っています。
 ゆたかな森林を次から次へと切り倒し、二酸化炭素を撒き散らし、水や空気を汚して、私の腕の中で生きるすべての生命を危険にさらしています。いまいる人たちだけの幸せのために人類は、私を生き物の住めない無機質な星に変えようとしているのでしょうか。
 だから私はいま、乾いた砂の下から、緑をなくした山肌や油まみれの海辺から、かけがえのない生命を守るため「温暖化をとめてください」と、悲痛な叫び声を上げているのです。
 私はいま怒っているのです。
 親から子へ、子から孫へと生命をつなぐため、私は健康でいなければならないのに、知ってか知らずか人類は、私を傷つけ苦しめ続けているのです。資源という宝物が無尽蔵であるかのように錯覚し、大量生産・大量消費・大量廃棄の暮らしにおぼれ、私の体を掘り返したり、切り刻んだり…。富を得るための争い繰り返し、核兵器などという途方もないものさえ持ち出して、私を重症病棟にくくりつけようとしているのでしょうか。
 だから私はいま、大雨を降らせ、洪水を起こし、大風に乗って暴れまわり、生命の循環をたやさないために「私を健康でいさせてください」と、怒りのメッセージを送り続けているのです。                  (市谷良穂)

 このメッセージは全国研究集会で配布されました。
 集会の終わりに、菅井事務局長より、「05年名古屋で開催された全国集会で、地球環境保護に関する行動アピールを採択。大量消費・大量生産・大量廃棄型社会の生活意識から転換するために、改めて今全国集会でも環境問題を提起した。愛する人たちのために、すばらしい明日のために、かけがいのない地球を守ろう。」と改めて訴えました。

 


 

 







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