外国にルーツを持つ子どもたちの居場所と学習支援
〜子どもたちの抱える困難に寄り添った支援を展開中〜

県中央労福協は、地域で活動するNPO（Ed.ベンチャー）と協働して外国籍または外国にルーツを持つ子どもたちの学習支援に取り組んでいます。支援の内容は、学習のみならず、子どもたちから学校や家庭の話しを聞いて困ったことへの解決や関係機関などへの橋渡しをしたり、異年齢の仲間との協力や学ぶ時間の提供。また、子どもたちの母国語の維持、獲得などを目的としています。
近年では、コロナ感染の影響で、教室が開催できないときはスタッフが家庭訪問をして対応しました。子どもたちは、日本人が想像する以上の様々な困難を抱えつつ、日々の学校生活に向き合っています。言葉が分からないということだけでなく、ちょっとした日常の習慣や考え方などか
ら、学校での学習につまづき、誰にも相談できずに日々を過ごすなどということも少なくありません。
県中央労福協は、共に地域社会を担う一員として、これからも子どもたちへの支援を継続してまいります。